トマトで新規就農したい、そんな理想を北斗で実現。トマトで新規就農したい、そんな理想を北斗で実現。

 もともとアウトドア派の舩本さん。湘南・藤沢市から移住する日も、キャンピングカーでやってきた。「北斗市は自然が豊かで、四季がはっきりしていて、アウトドア好きとしてはとても魅力的ですね。この辺の田園風景も好きです」。初夏、一面見渡す限りの緑が広がる田畑。その間を北海道新幹線が颯爽と駆け抜けていく。ここ函館平野一帯は、農業が盛んな地域だ。

 舩本さんの移住は就農が目的だった。「神奈川でも畑を借りてトマトを作っていて。農業やるならトマトかなと考えていました」。新規就農できる場所。しかもトマトを育てたい。そんな希望に合致したのが北斗市だった。「最初は関東近郊で探していましたが、たまたま参加した農業フェアで北斗市のことを知りました」。北斗市は道内有数のトマトの生産地。かといって田舎過ぎないまちの雰囲気も理想に近いと感じ「北斗市への移住を決めました」。

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時間の使い方は自分で決める。畑で増えた、親子の時間。時間の使い方は自分で決める。畑で増えた、親子の時間。

 農業を始めて、舩本さんの暮らしは大きく変わった。「神奈川にいたときは朝7時に電車に乗って会社へ行く毎日でした。今は、ビニールハウスの中で腰をかがめて、ひたすらトマトをもいでいます」。農家の仕事はもちろん忙しい。それでも「好きなことをしているので、精神的な疲れが少なくなりました」と舩本さんは話す。「畑は自宅の目の前。玄関を出たらすぐに職場です。もちろん通勤時間はゼロ。時間にも心にも余裕が持てるようになりました」。勤務中はずっと時間を拘束される会社員とは違い、時間を自由に調整できることも農家の魅力だという。

子どもたちとの時間も増えた。「農作業の合間にも、子どもの顔を見に行けます。子どもたちも学校から帰ると、何してるのー?と畑に遊びに来てくれるんです」。父が働くそばで、子どもたちが遊んでいる。仕事をしながら、親子の会話が飛び交う。そんな家族の時間が持てるのも、農業が盛んな北斗市ならではの環境だろう。

うまくいかないときこそ家族の絆で乗り越える。うまくいかないときこそ家族の絆で乗り越える。

 ずっと憧れていた農業。とは言え、知らない土地での新規就農は容易ではない。「最初の頃は、農作業も研修も不慣れで大変でした。特にビニールハウスを1人で建てることになったときは、精神的に崩れそうでした」。

そんなとき、支えとなったのは家族だった。「慣れない場所でうまくいかないとき、ホームがないと厳しい。家族の結束に助けられました」。舩本さん一家の絆は、移住を経て強くなった。「移住を決断するまでに何度も話し合い、現地へ足を運びました。学校や病院など、生活エリアは全部見せてもらって。子どもが納得できることが重要でした」。そうやって家族一人ひとりが移住への想いをふくらませていった。

 舩本さんは言う。「移住は人生の一大事。後戻りはできません。だからこそ時間をかけることが大切。時間をかけて、家族の想いを一つにしていくことが大事だと思います」。時間と手間を惜しまず育んだものは、豊かに実る。それは農業でも人生でも同じかもしれない。

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Q & A
  • Q1:北斗市の子育て環境はどうですか?
    A1:学校環境などは移住前の神奈川県と変わりないと思います。特に私たちが住む上磯学区は生徒の数も多くて、学校の規模も大きいです。
  • Q2:お子様は移住についてどう思っていますか?
    A2:子どもは移住について満足しているようです。今ではすっかり馴染んで、楽しい学校生活を送っています。
  • Q3:北斗市のお気に入りの場所を教えてください。
    A3:好きなのは清川や大野の広々とした田園風景が好きです。北海道新幹線が颯爽と走り抜ける様子が絵になるなあと思います。
Q & A

家族構成:舩本鉄也さん(41)・
多恵子さん(41)・輪(りん)くん(13)・
結(ゆい)くん(5)
職業:農家 移住歴:2年(2015年に移住)
以前の居住地:神奈川県藤沢市
移住のきっかけ:新規就農

四季の変化がはっきり。四季の変化がはっきり。

四季の変化に富んでいる北斗市。桜が満開となる春、山が青々とする夏、田や畑が実る秋、白銀の雪景色が広がる冬。これぞ日本の四季ともいえる豊かな自然環境の中で、のびのびと子育てをすることができます。

将来を見据えた教育環境。函館市内への通学も約20分。将来を見据えた教育環境。函館市内への通学も約20分。

北斗市から函館市までの所要時間は、鉄道でおよそ20分。通学圏内である函館市には函館ラ・サール高校などのハイレベルな公私立高校や、北海道大学水産学部、北海道教育大学函館校といった有名大学など、高い学習環境が整っています。

キャンプが好きなパパもうれしい「きじひき高原」「上磯ダム公園」「湯の沢水辺公園」。キャンプが好きなパパもうれしい「きじひき高原」「上磯ダム公園」「湯の沢水辺公園」。

豊かな自然が楽しめるアウトドアスポットが充実。きじひき高原キャンプ場では函館の夜景を一望でき、函館山から見る夜景とはひとあじ違った裏夜景が、人気を集めています。また、上磯ダム公園や湯の沢水辺公園では、自然豊かで落ち着いた雰囲気の公園内にキャンプ場があり、炊事場も完備されているなど快適に滞在することができます。

就農支援、企業・創業支援制度が充実。就農支援、企業・創業支援制度が充実。

北斗市で新規就農を希望される方は、所定の審査に合格後、受入農家で基本2年間の研修を経て、就農します。就農後、経営をスムーズに軌道に乗せるため月50,000円の助成を行うなど、就農をサポートする体制が整っています。また、起業・創業を希望される方に対しても、創業バックアップ助成金や新規出店に係る補助制度を用意し、北斗市での新たな出発を応援します。

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